Poet
 
 

 
枝幸町に建つグループホームである。障がい者が地域に溶け込み、暮らし続けられる家が求められた。 敷地は都市軸が交差する変形敷地であり、南に神社、西に興浜線跡地の興浜通線に接している。 敷地形状と2つの都市軸を活かし直角三角形の外形とすることで、人通りの多い興浜通りに対して45度傾いた雁行形態が生まれた。その面にLDKやゲストルームを配置。雁行空間は、内部ではワンルーム空間を緩やかに区切り、車椅子やバギー利用者の居場所や転回スペースとなる。外部では視線や日射を調整するバリヤー、生活が表出する空間となっている。LDKを囲むように個室は南東側、水廻りは北東側に配置し、廊下に回遊性を持たせた。 雁行した空間が生活の様子を外に開きつつもプラバシーと安心感を生み出している。この場所が彼女たちの穏やかな生活の場となることを期待している。